ボタン
プロフィール 基本理念 活動記録 コラム・論文 アルバム ムービー メルマガ 後援会:フォーラムユーリカ



恐竜はなぜ滅びたか

コムネット28号 2000年11月

 ジュラシック・パークではないけれど、恐竜が滅びた原因はいくつかある。ひとつは外的な要因、例えば隕石の落下によって滅びたという説。もうひとつは恐竜の図体が大きくなりすぎて、環境の変化に対応できなくなって滅びたという説。そしてその両方という説。
 ひるがえってわが国の現況を考えると、恐竜の最終段階を迎えているような気がしてしかたがない。

 外的な要因とすれば、相次ぐ生命保険の破綻にともなって、おいしい部分だけが外資に安価で引き取られ、同じく外資が日本国中にインターネット回線を張り巡らせたりといった数多くの状況があげられるだろう。アメリカのオルブライト国務長官による初の訪朝直前に、北朝鮮へ日本から50万トンのコメ支援が決まったこともそうだ。ちなみにコメ支援について私は党内で反対を唱え続けた。しかし、閣議決定事項ではないと、ガス抜きされるに終わり憤慨している。
 自己変革ができないという内的な要因については枚挙に暇はない。長野の知事選、東京21区の衆院補選ではすべての政党が有権者にノーを突きつけられた。永田町では勝者も敗者もないと、互いに慰めあっている状況だ。もっともこれらの結果の善し悪しは、後日判明することになる。
 「自民党の明日を創る会」の皆さんもさかんにマスコミに出て、自民党の批判を繰り広げているが、誰一人として党を飛び出す勇気や準備のある人はいないようだ。やはりお坊ちゃま連合なのだろうか。党を作っては、壊しの連続を経験した私とすれば、下手だなあと思う。
 結論として、21世紀直前の日本の状況は三番目、外的要因と内的要因の複合パターンだろう。
 評論家をしているヒマはない。総選挙後、衆議院では古巣の大蔵委員会に加えて、厚生委員会、公職選挙法に関する特別委員会の委員に就任した。大蔵、厚生両委員会のかけ持ちをするのは、年金、介護、医療を含めた社会福祉とわが国の財政、景気との総合政策にあたるためである。目先の人気取りではない、本格的な政策作りに唸る毎日だ。要は戦略的思考で国益を考え、納税者が充実感を確保できる日本にすることだ。

 党内では広報委員長に加えて、政策調査会の副会長を任された。防衛から、教育まで、すべての項目、分野で与党としての最終決断をくだす重責を担っている。テレビのニュースで顔を出す時は、たいてい与党政策責任者会議の場である。三党の合意形勢の過程で、思いが100%満たされるわけではない。そのせいか、このところちょっとストレス太りかな。
 これまでの伊丹事務所に加え、宝塚と川西に後援会連絡事務所を置くこととなった。多くの皆さんのご支援により実現したもので、心から感謝申し上げたい。これらを拠点に、地域密着、かつ世界に通用する女性総合職議員としてがんばりぬきたい。今後ともよろしくお願いします。


衆議院議員 小池 百合子






コラム・メニューに戻る