飛んでイスタンブール!
コムネット22号 1999年9月
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コムネット22号 1999年9月
トルコと私の関係は十五年にもなります。中近東は私の専門分野ですが、一国の名前をいかがわしい商売の総称に使うのはケシカランと奮い立ち、トルコ人元留学生と「トルコ風呂改称運動」を繰り広げた時以来です。自分には一銭のタシにもならない、持ち出しばかりの運動でしたが、結果は大成功。それ以来、トルコとは私の第二の故郷エジプト同様のものがあります。 トルコほどの親日国は世界中にありません。日露戦争で日本がロシアのバルチック艦隊を破ったこと、和歌山沖で難破したトルコ艦船の救援などが親日の歴史の積み重ねとなっています。ミサイルで恫喝を続ける国に千二百億円の支援をしたり、三千九百億円もの対中支援に「評価する」の一言で済まされてコケにされるより、金額は少しでも多くの感謝につながるほうが納税者としても納得がいきます。 首都のアンカラで国会議長をはじめとする関係者に会い、日本の支援として阪神大震災用の仮設住宅の提供を話し合いました。目に見える貢献です。 帰国後、超党派の日本トルコ友好議員連盟を動かし、現地に日本村を建設すべく準備中です。輸送は海上自衛隊の艦船に任せることにしました。 さて、国内です。 自民党総裁選、民主党党首選とあいついでリーダー選びが行なわれます。他党のことにあまり口出しする気はありませんが、消費税引上げのタイミング違いで、日本経済の病いをこじらせたA級戦犯の二人が揃って総裁候補とは、自民党も寛大な政党です。「次」がいないってことでしょうか。 注目すべきは民主党の動きです。そもそも憲法観がまるで違う同士が同じ政党を形成するというのは、問題が多いように思います。と言うのも日本新党の時、門戸を広く開けておくため、憲法問題を詰めずにスタートしたのですが、結果は分裂に終わりました。 また鳩山さんは総保守化を指摘されますが、鳩山さん自身が生粋の保守ではありませんか。よくわかりません。 いずれにせよ、政界再再編は避けられないでしょう。政策本位の離合集散が必要ですが、日本的人間関係と粘着性が妨げとなっています。 最後に、秋からの国会中継に注目してください。これまでの眠気を誘うチンタラした国会とは様変わり。大臣、政務次官による答弁に限られ、官僚は一掃されます。自らの政策を棚に上げ、重箱の隅をつつくような野党側に「じゃあ、あなたはどう考えるのか」と逆質問も可能です。ようやく国会で「朝まで生テレビ」が実現するわけです。 これまで盲腸と揶揄された政務次官も実力がないとなれません。大臣に匹敵する専門知識、明確なビジョンが要求されます。政治が真のリーダーシップを発揮する場ができたのです。 |
| 衆議院議員 小池 ゆりこ |
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