日本の原点、私の原点
コムネット No.34 2002.7
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コムネット No.34 2002.7
![]() 日本チームの大躍進に日本中が熱狂、感動したW杯。テロ、BSE(狂牛病)問題、瀋陽総領事館事件と暗い話題が続く日本に元気をくれました。若くても世界に通じるプロの実力を見せてくれました。会場を埋め尽くしたブルーと日の丸。健全な愛国心を確認しました。いま一度、日本の原点を見直しましょう。 日本は大丈夫か 中国・瀋陽の総領事館駆け込み事件を目の当たりにし、「日本は大丈夫か」と多くの人がそう思われたことでしょう。立ちすくむ女児を抱き上げるならまだしも、進入した武装警官の帽子を拾い上げる、日本の外交官の姿に批判が集中しました。厚労省からの出向者とはいえ、海外にあってはいつ何時も日本の代表。いざという時のプロとしての資質が問われた瞬間でした。 一方、私が長年かかわって来た中東紛争を平べったく言えば領土問題に他ならず、イスラエルはパレスチナに1ミリたりとも領土を譲る気はありません。イスラエルの子供は生まれた瞬間から領土の大切さを、イスラエルの民としての矜持を家庭で、学校で、社会で叩き込まれます。 日本で北方領土や竹島問題のことは持ち出すだけで変人扱いです。国会においてさえです。最近、にわかに北方四島が注目されましたが、領土の観点での議論とはいいがたい。イスラエルの領土感覚は大いに問題ですが、日本と両極にあることは事実です。 私は経済不況しかり、教育の乱れしかり、今、日本が抱える問題の本質は、戦後の日本が領土やパブリックな存在としての国民など、国の基盤についての議論や教育をないがしろにしてきたことに起因すると考えます。それらの部分を改めるため、教育を含めた意識改革が必要です。その意味でもW杯は、日本の原点を見直すよいきっかけです。 10年の節目 この7月で、私が政界入りして10年が経過したことになります。私の初志は経済、ビジネスや金融の世界など、スピード感が求められる分野では、徹底した規制緩和論を貫き、実行することです。国益の観点からも自らを変えなければ、取り残され、朽ちるだけだからです。一方で守るべきものは、領土を含め、徹底して守るべしとの考えです。日本の国会議員として当然でしょう。皆が日本に生まれて、生きてよかったと思える国造りこそが私の原点です。 当初の予定より、回り道もしますが、今後もこれらの初志を貫く思いは不変です。弛緩する日本のたて直しに邁進したいと思います。よりいっそうのご支援をお願い申し上げます。 |
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