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せんせいたちのリレーエッセー 議事録
少子化対策担当大臣の育休切りを回避


スポーツニッポン 2009年7月6日


  麻生太郎首相は1日、与謝野馨財務相、佐藤勉総務相ら、複数のポストを兼務する大臣の補充人事によるプチ改造に踏み切りました。
  結果は、森が動いて、林が2つ。林芳正経済財政担当相と林幹雄国家公安委員長とダブル林の起用です。注目された東国原宮崎県知事の登用は見送られました。
 私は、臨月が近いことから交代がささやかれていた小渕優子少子化担当相が留任したことを喜んでいます。
 先週、いわゆる育休切りを防止するための育児休業法の改正案が成立したばかりです。少子化対策担当大臣が育休切りされるようでは、法改正の意味がありません。
 一昨年7月、私が初の女性防衛大臣に抜擢されましたが、翌年にはスペインでも女性の国防大臣が誕生しています。無敵艦隊で知られる海軍を含むスペイン軍のトップとして、国防大臣に就任したのは、30代後半の女性議員。驚いたことに、彼女は7カ月の身重でした。大きなおなかを抱えながら、栄誉礼を受ける姿は圧巻で、精悍なスペイン兵も目を白黒させる姿が印象的でした。
 国家の危機管理に当たる国防大臣が出産の最中に有事を迎えたらどうなるのかと、スペインでも大騒ぎになったようですが、チャコン国防大臣は無事に男児を出産。その後も大臣として、国防の最前線でがんばっています。
 また、北欧では、男性の国防大臣が子育てのために育児休暇をとることが普通に行われています。
 総選挙を前に、候補予定者である小渕大臣には、大臣職と出産準備、そして選挙対策と苦労も多いことでしょう。何よりも母子ともに健康であらねばなりません。大変でしょうが、ぜひとも、若き女性の希望の星としてがんばってもらいたいものです。
 静岡の県知事選、都議選と応援に回ることの多い私ですが、ぜひこの機会に真の少子化対策とは何かを訴えたいと思います。もはや解散・総選挙の時期をうんぬんしたところで、誤差の範囲内。
  選挙のWHEN(いつ)よりも、政策のWHAT(何を)やHOW(どうやって)といった政策の中身を問う報道をお願いしたいところです。





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