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永田町新潮流・小池百合子 私がやらねば

夕刊フジ 2012年1月14日
 

今年は辰年。昨年があまりにひどい年であっただけに、今年こそ昇り竜を望みたい。
ちなみに竜には81枚の鱗があるとされる。顎の下の逆さにはえた鱗に触ると、竜は激昂し、暴れ狂うことから「逆鱗に触れる」という言葉が生まれたそうな。
東日本大震災などの一連の天災、人災は、水やエネルギーは使い放題、食糧は飽食三昧といった現代生活への警告ではなかったか。まさに逆鱗に触れた年ではなかったか。
元日早々に起こった地震は、「油断するなよ」との警告に違いない。なにしろ政府の地震調査研究推進本部によると、今後30年以内に津波を伴うM8級の地震が起きる確率は30%、M7級では70%だという。「万が一」どころか、「万に七千」の確率とは、必ず起こると理解すべきだろう。
さて、今年は世界でも政治的な地殻変動が起こる。選択の年でもある。
1月14日の台湾総統選挙を皮切りに、ロシア(3月)、フランス(4月)、アメリカ(11月)と大所の選挙が目白押しだ。
死刑宣告を受けたムバラク大統領の後釜選びのエジプト(6月)や、秋には中国共産党大会で第5世代へのバトンタッチが予定される中国。年末の金正日総書記の死で、何の経験もない金正恩氏への承継過程へと入った北朝鮮では4月15日に金日成生誕100年の記念行事が控えている。
台湾では民進党の蔡英文女史(55)が善戦を続けている。すでにタクシン元首相の妹インラック女史(44)がタイ首相職にあり、洪水対策で危機管理能力を試された。
民主化の大きなうねりの中で、ミャンマー(ビルマ)では長く軟禁状態にあったアウン・サン・スー・チー女史(66)が政界に打って出る。
12月の韓国大統領選で最有力とされるのが朴 槿惠女史(59)。暗殺された朴正熙元大統領の娘である。
ちなみに北朝鮮では昨年末に死亡した金正日総書記の実の妹である金敬姫氏(65)こそが真の実力者だとする見方がある。夫の張成沢氏は中国にとって都合がよいため、メディアが取り上げやすいだけだ。
儒教思想が底流にある朝鮮半島だけでなく、アジア各国でも女性がリードしている現実がある。なでしこパワーは日本だけではないが、日本こそがんばらなくっちゃ!

■永田町新潮流・私がやらねば
夕刊フジ 毎週水曜リレー連載






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