ボタン
プロフィール 基本理念 活動記録 コラム・論文 アルバム ムービー メルマガ 後援会:フォーラムユーリカ



冬季:新しい「この国のかたち」作り


 この国のかたち…。
 あの司馬遼太郎氏が生前好んで使った言葉である。「この国のかたち」を具体的に数字で表したのが、国家予算だ。
国中にアスファルトを敷き詰めるのか、川という川にダムを造るのか、保育所や老人ホームを充実するのか、しないのか。精神面など、すべてを数字で表現できるわけではないが、この国をどうしていくかといった主な道筋は予算に反映されるものである。
 個人の家庭に当てはめてみよう。今年はお父さんのゴルフセット購入をあきらめ、家族共有のインターネット用パソコンを買おう。受験を控えた娘のピアノ・レッスンに変えて、塾通いさせよう。こんな具合である。
「火だるまになっても」と行財政改革の実行を約束したはずの橋本総理が年末に描いた「国のかたち」は、相変わらずのバラまき予算だった。
整備新幹線予算が代表するように改革のかけらもない。これだけ野党やマスコミがプレッシャーをかけたにもかかわらず、である。
 言うこととやることが違うじゃないかと、橋本政権に対しての怒りをまず数字で表したのが株式市場。
丑年らしく、強気(ブル=雄牛)相場どころか、1月前半には急落を記録した。日経平均の2千円下げは約10兆円の評価損にあたる。
4月からの消費税増税、医療保険値上げ、特別減税廃止のプラス・マイナスで約9兆円負担増になるが、その額を上回る金がアッと言う間に消えたことになる。
 行政改革などやるべきことをやらないで、増税だけする。そんなことなら、この国の総理大臣なんて、誰でもできる。国と地方で442兆円に上る財政赤字を解消することを最優先とする大蔵省のマインド・コントロールがきいて、なんだか皆、けっこうモノわかりがいい。怒りはあるが、外への爆発はない。
 発想を変えよう。景気回復の三原則は@金利を下げる A公共事業 B減税だが、@はこれ以上の低金利は無理、Aは効果が期待できない。
ならばBの減税しかないではないか。もちろんC規制緩和も重要な要素である。つまり政府がまず着手すべきは、この減税である。憎っくき新進党が主張する減税を実行するのはシャラクサイなどと言ってるようでは、それこそ国を誤るではないか。
 さらに株式市場対策とすれば、有価証券取引税の廃止がある。これなど政治の決断しだいで、即、実行可能だ。私ならそうする。
 さて、昨年の総選挙で兵庫6区の代表としての再選を果たすことができた。ご支援、ご協力くださったすべての皆さんに心から御礼申し上げたい。
 私の任務は選挙中のキャッチフレーズ「ひょうご復興 にっぽん再興」の実行である。そのためにはすべて議員立法で臨む。それが立法府としての議員の本分だからだ
。これまでも震災関係の立法を三本、そしてNPO法案など、国のしくみを変える立法に携わってきた。すべてチームワークであり、一人でできるものではない。
 日本の経済、産業立て直しのためにも、規制緩和にも積極的に当たりたい。かつて総務政務次官の際に担当した規制緩和、携帯電話の買い取り制の実施で、わずか100万
台しかなかった携帯電話が二年後の今、2300万台〜が普及するに至った。混迷する日本経済の唯一の牽引役と言える。ごく一部の地元支援者の便宜を図る作業ばかり
に気を取られているとできない作業だ。日本全体を盛り上げてこそ、地元も潤う結果になるのだ。
 21世紀までに残されたわずかな時間に、この「国のしくみ」を変えることが国政を預かる私の仕事。そして明治維新で自らのポストを決して求めることのなかった
坂本龍馬のように、「無私」の精神で当たりたい。
衆議院議員 小池ゆりこ

春季記事へ 夏季記事へ 秋季記事へ





コラム・メニューに戻る