キッズ車両導入要請について
平成21年7月8日
自民党・公明党女性議員有志
少子高齢化は、国や国民にとって「年金」「介護」等々と並ぶ最も重要な問題の1つです。私たち自民党、公明党の女性議員有志は、こうした社会保障問題と
いかに向き合い、それらの処方箋を提示・実現すべきか、数次にわたる意見交換会の開催、現地視察などを含め、検討を続けてまいりました。
そこで、本日(7月8日)活動の一環として、主に共働き世帯が抱える育児問題解消の観点から、その「負担」を軽減する政策提言をまとめ、国土交通大臣に 提言実現に向けた協力を要請するものです。 共働き世帯の親の多くは、地域での子育てが困難な場合、勤務先付近で運営している保育園・所、託児所等に一緒に通えればとの希望を有しています。子供の 年齢が幼ければ幼いほど「少しでも長く一緒に」「子供が病気した時などに仕事先からすぐ駆けつけてあげたい」との思いを抱くものですが、現実には勤務地か ら離れた保育所等に入園・入所できれば御の字といった状態です。 その原因の1つは、満員の通勤電車に子供と一緒に乗ることができない点があげられます。「女性専用車両」をもうけている鉄道会社は多くみられるものの、 通勤時間帯の混雑さを考慮すれば、子供を抱いたまま、あるいはベビーカー等に乗せたまま、子供たちと一緒に登園・登所するのは現実には多くの困難をともな います。 その一例として、議員や秘書、職員を対象に、国会に設けられた育児施設が現在、ほとんど活用されていない事実があります。東京においても、通勤者の多い 新宿や大手町等でも託児所等は運営されていますが、そこに至るまでの登園・登所の手段を考えれば、親の悩みを解消するのは困難です。 つまり、「点」としての措置ではなく、「線」や「面」を考慮した総合的な政策なしには、真の少子化対策にはなりえないのです。 通勤電車にベビーカー等のまま乗ることのできる専用車両「キッズ車両」を新たに設置し、両親等の「負担」や「悩み」を軽減しなければなりません。新たな 予算措置で保育園・所、託児所等の数を増やしながら、鉄道事業者の理解をえて「キッズ車両」導入を進める…。「通勤地獄」は高度成長期の遺物です。社会の 構造そのものから改革しなければ、少子化は止まりません。結果としての、人口減は乗客減でもあります。明日からでも実現できる有効な「子育て支援策」とし て、キッズ車両導入を提言とし、本日の要請行動とさせていただきます。 なお、少子化対策担当大臣、鉄道事業者に対する要請も近日中に行います。 平成21年7月8日 「キッズ車両」設置を求める緊急要請
少子高齢化が確実に進みつつある今、子育てをしやすい社会としていくために、さらなる総合的な対策が求められています。特に、子育て世代にとって、必要
な対策を早急に講じなければなりません。
その一環としてまず、子育て中の親が、日々の暮らしや仕事、買い物のために電車を利用する時に、安全・安心な環境を作るべきと考えます。 勤務先での保育・託児施設整備の動きもあるものの、ラッシュアワーの中で子連れ通勤など、多くの人は現実的ではないと考えるでしょう。通勤前の居住地域 における保育、託児施設の充実はもとより、子連れでの通勤を可能とする方策について、抜本的な改善が必要です。 そこで、私たちは、親子等が電車など公共交通機関を不安なく利用できるようにするため、下記の点を要請します。 ○現在の「女性専用車両」とは別に、路線ごとに、親子や妊婦のための専用車両(「キッズ車両」)を設置する。 ○「キッズ車両」は、各路線の混雑時に限定して導入する。 ○「キッズ車両」は、ベビーカーを扱いやすくできるよう工夫する。 ○「キッズ車両」は、高齢者、障害者、けが人など手助けを必要とする人も乗車できるようにする。 ○新幹線など長時間・長距離の場合にも、「キッズ車両」を使用する。 以上 公明党 浜四津敏子 松あきら 池坊保子 古屋範子 高木美智代 鰐淵洋子 自民党 森山眞弓 小池百合子 南野知惠子 野田聖子 高市早苗 松島みどり 石井みどり 猪口邦子 広津素子 近藤三津枝 永岡桂子 佐藤ゆかり とかしきなおみ 飯島夕雁 森まさこ 神取忍 島尻安伊子
以下賛同人(90名)
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